
花の写真コンテスト参加ガイド|応募のコツ
花の写真コンテストで入賞を目指すための完全ガイド。主要コンテストの紹介、撮影のコツ、応募要項の確認方法、デジタル・プリント応募の注意点まで詳しく解説。初心者から上級者まで、あなたの作品を輝かせる秘訣をお伝えします。

お月見に欠かせない秋の七草とススキの飾り方を詳しく解説。万葉集に由来する7種類の草花の特徴、伝統的な配置のルール、現代のマンションやアパートでも楽しめるアレンジ方法まで、お月見を彩る花の楽しみ方を完全ガイドでご紹介します。
日本の伝統行事であるお月見では、美しい満月を愛でながら、秋の草花を飾る習慣があります。特に秋の七草は、万葉集にも詠まれた歴史ある草花で、その優美な姿は秋の風情を感じさせてくれます。中でもススキは、お月見に欠かせない象徴的な植物として、古くから親しまれてきました。
この記事では、お月見に飾る秋の七草の種類や特徴、そしてススキを中心とした美しい飾り方について詳しく解説します。伝統を守りながらも、現代の住まいに合わせたアレンジ方法もご紹介しますので、ぜひお月見の夜を彩る参考にしてください。
秋の七草は、奈良時代の歌人・山上憶良が万葉集に詠んだ2首の歌に由来する、日本を代表する秋の草花です。「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」と詠まれたこれらの草花は、千年以上にわたり日本人に愛され続けてきました。
秋の七草の詳細については、秋の花の育て方ガイドをご覧ください。
春の七草が七草粥として食べる習慣があるのに対し、秋の七草は主に観賞を楽しむために飾られます。また、多くの秋の七草は薬草としての効能も持ち、古くから民間療法にも用いられてきた歴史があります。お月見の時期に飾ることで、秋の風情を感じながら、自然の恵みに感謝する心を育んできたのです。
秋の七草は「おすきなふくは?」という語呂合わせで覚えることができます。お(オミナエシ)、す(ススキ)、き(キキョウ)、な(ナデシコ)、ふ(フジバカマ)、く(クズ)、は(ハギ)の順で、それぞれ美しい花を咲かせる野草です。
秋の七草にはそれぞれ独特の美しさと特徴があります。ここでは各草花の詳細を見ていきましょう。

ハギ(萩)は、秋の七草の中でも特に代表的な植物です。小さなピンク色の花を枝に無数に咲かせ、風に揺れる姿が優美で、古くから和歌にも多く詠まれてきました。マメ科の落葉低木で、高さは1〜2メートルほどに成長します。
ススキ(薄・芒)は、お月見に欠かせない草花で、銀色に輝く穂が特徴的です。イネ科の多年草で、日本全国の草地や山野に自生しています。高さは1〜2メートルになり、秋風に揺れる姿は日本の秋の象徴とされています。
キキョウ(桔梗)は、紫色の星形の花が美しい多年草です。現在では野生のキキョウは数を減らし、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。花の形が美しく、家紋や文様にも多く用いられてきました。
ナデシコ(撫子)は、可憐なピンク色の花を咲かせる多年草で、「大和撫子」という言葉の由来にもなっています。花びらの先端が細かく裂けており、繊細な美しさが特徴です。
オミナエシ(女郎花)は、黄色い小さな花を集めて咲かせる多年草です。オミナエシ科に属し、日当たりの良い山野に自生します。名前の由来には諸説ありますが、優美な姿から女性を連想させることからこの名が付いたとされています。
フジバカマ(藤袴)は、淡い紫色の小さな花を咲かせるキク科の多年草です。乾燥させると桜餅のような良い香りがすることから、古くから香料としても用いられてきました。こちらも絶滅危惧種に指定されています。
クズ(葛)は、つる性の多年草で、赤紫色の花を咲かせます。根から採れる葛粉は、葛餅や葛湯などの和菓子や料理に使われており、食用としても重要な植物です。
参考:Pretty, Poetical: Japan's Seven Surprisingly Unknown Fall Flowers
ススキがお月見に飾られるようになった理由には、いくつかの重要な意味があります。まず、ススキの鋭い葉は魔除けの力があると信じられており、悪霊や災いから家を守る役割があるとされてきました。また、穂の形が稲穂に似ていることから、豊作への感謝と祈りを込める意味も持っています。
さらに、月の神様がススキに降りてくるという信仰もあり、神様を迎えるための依り代として重要視されてきました。このため、ススキは単なる装飾ではなく、信仰の対象としての意味を持つ神聖な植物なのです。
ススキは日本全国の草地や山野に広く自生しており、秋になると銀色の穂が美しく輝きます。採取しやすく、見た目も美しいことから、お月見の飾りとして最適な植物として定着したのです。
切り花として楽しむ場合のコツは、切り花の楽しみ方ガイドをご参照ください。
お月見の飾りには、伝統的な配置のルールがあります。基本的な配置は、月から見て左側にススキや野菜(特に里芋などの秋の収穫物)を置き、右側に月見団子を配置します。

ススキを飾る本数については、正式には月の神様が降りてくるとされるため1本だけを供えるのが伝統的な方法です。しかし、現代ではそれが厳格なルールになっているわけではなく、多くの家庭では自由なスタイルで飾られています。
生け花の観点からは、3本、5本、7本といった奇数でススキを飾ると、動きが出て美しく見えるとされています。これは左右非対称にすることで自然な風情が生まれるためです。
ススキだけでなく、秋の七草の他の草花を組み合わせることで、より華やかで趣のある飾りになります。特にハギやオミナエシなどの花ものと組み合わせると、色彩豊かなアレンジメントが楽しめます。
飾る場所は、月が良く見える窓際や縁側が最適です。現代の住宅ではベランダやテラスに飾るのも良いでしょう。花瓶や花器は、和風のものを選ぶと雰囲気が出ますが、シンプルなガラスの器でも素敵に飾れます。
参考:十五夜に飾りたい「秋の七草」一覧!中秋の名月に秋の花を飾ってみては?
現代の住環境では、伝統的な飾り方をそのまま再現するのが難しい場合もあります。しかし、工夫次第で素敵なお月見の飾りを楽しむことができます。

マンションやアパートのベランダでは、コンパクトな花器を使ってススキと秋の七草を少量ずつ飾るのがおすすめです。大きな花瓶が置けない場合は、小さめの一輪挿しを複数使って、それぞれに異なる草花を挿すスタイルも素敵です。
ベランダでのガーデニングについては、ベランダガーデニング完全ガイドをご覧ください。
室内に飾る場合は、窓際の明るい場所を選び、月見団子とともにテーブルや棚の上に飾ります。この場合、背の低い器を選ぶと安定感があり、日常生活の邪魔にもなりません。
購入する場合、ススキは花屋や園芸店で入手できますが、秋の七草すべてを揃えるのは難しいこともあります。その場合は、ススキとハギ、キキョウなど入手しやすいものを中心に、数種類組み合わせるだけでも十分に秋の雰囲気を楽しめます。
また、庭や公園で採取できる場合は、散歩がてら秋の草花を探してみるのも楽しい体験です。ただし、私有地や保護区域での採取は避け、マナーを守って採取しましょう。
室内で花を楽しむコツは、室内の花の育て方ガイドも参考になります。
お月見は旧暦の8月15日に行われる「十五夜」が最も有名です。新暦では毎年9月中旬から10月上旬の間で日付が変動します。2024年は9月17日が十五夜でした。2025年は10月6日が十五夜となります。
飾りの準備は、お月見の当日の午前中から夕方にかけて行うのが一般的です。ススキや秋の七草は生花なので、あまり早く準備すると萎れてしまうため、当日に新鮮なものを用意するのがベストです。
花瓶の水は毎日取り替えることで、飾りを長持ちさせることができます。ススキは水揚げが良いため、比較的長く楽しめますが、他の草花は種類によって持ちが異なります。
月見団子は、お月見の当日に作るか購入します。伝統的には15個(十五夜にちなんで)または12個(1年の月数)を積み上げて飾りますが、現代では数にこだわらず、好きな数だけ供えることも多くなっています。
お月見が終わった後の飾りは、翌日には下げるのが一般的です。ススキは魔除けとして玄関や水周りに飾る習慣もあり、月見団子は家族で分けていただきます。
参考:秋の七草とは|いつ飾る?七草粥で食べるの?順番や覚え方は?
自宅の庭やプランターで秋の七草を育てることができれば、お月見の時期に自分で育てた花を飾る喜びを味わえます。ここでは育てやすい秋の七草の栽培方法をご紹介します。

ススキは丈夫で育てやすい植物です。日当たりの良い場所を好み、やせた土地でも育ちます。ただし、地下茎で広がる性質があるため、庭に植える場合は広がりすぎないよう注意が必要です。プランター栽培も可能で、深めの鉢を使用すると良いでしょう。
ハギは落葉低木で、庭木として人気があります。日当たりと水はけの良い場所を好み、比較的手間がかかりません。春に植え付けると、秋には花を楽しむことができます。
キキョウは多年草で、日当たりと水はけの良い場所で育てます。種からでも苗からでも栽培でき、初夏から秋にかけて美しい花を咲かせます。冬は地上部が枯れますが、翌年また芽を出します。
ナデシコも育てやすい多年草で、日当たりの良い場所を好みます。水はけの良い土で育て、適度に花がらを摘むことで長く花を楽しめます。
多年草の詳しい育て方は、多年草・宿根草の育て方ガイドをご覧ください。
オミナエシ、フジバカマ、クズは、それぞれ特定の環境を好むため、栽培難易度はやや高めですが、園芸店で苗を入手できる場合があります。特にフジバカマは香りも楽しめるため、育ててみる価値があります。
秋の七草とススキを使った飾り方のアイデアをいくつかご紹介します。伝統を守りながらも、現代的なセンスを取り入れることで、お月見の飾りをより楽しめます。

飾り方スタイル | 特徴 | おすすめの場所 | 必要な草花 |
|---|---|---|---|
伝統型 | 高さのある花瓶に縦長に生ける | 床の間、玄関 | ススキ3-5本、ハギ、オミナエシ |
モダン型 | ガラスの器に低く横広に生ける | テーブル、窓辺 | ススキ1-2本、キキョウ、ナデシコ |
ミニマル型 | 一輪挿しを複数使う | 棚、デスク | ススキ1本ずつ、好みの秋草 |
かごやバスケットを使う | リビング、玄関 | ススキ、野草ミックス |
伝統型は、背の高い陶器の花瓶を使い、ススキを中心に秋の七草を生ける正統派のスタイルです。ススキを後方に高く配置し、前方に花ものを低く配置することで、奥行きのある美しい生け花になります。
モダン型は、透明なガラスの器や浅い鉢を使い、横に広がるように生けるスタイルです。現代的なインテリアにもなじみやすく、テーブルの中央に飾るのに適しています。
ミニマル型は、小さな一輪挿しを複数並べて、それぞれに異なる草花を挿すスタイルです。場所を取らず、スペースに余裕がない住環境でも楽しめます。
ナチュラル型は、自然な雰囲気を重視し、かごやバスケットに無造作に生けるスタイルです。野趣あふれる仕上がりで、カントリー調のインテリアに合います。
どのスタイルでも、秋の七草の色合いのバランスを考えることが大切です。黄色のオミナエシ、紫のキキョウ、ピンクのハギやナデシコ、そして銀色のススキを組み合わせることで、豊かな色彩の調和が生まれます。
花の寄せ植えのテクニックは、花の寄せ植え完全ガイドも参考になります。
お月見に飾る秋の七草とススキは、日本の伝統文化を感じられる美しい習慣です。万葉集の時代から続くこの風習は、自然への感謝と季節の移ろいを愛でる日本人の心を表しています。
ススキは魔除けや豊作祈願の意味を持ち、月の神様を迎える依り代として重要な役割を果たします。秋の七草それぞれにも独特の魅力があり、組み合わせることで秋の風情をより豊かに表現できます。
伝統的な飾り方を基本としながら、現代の住環境に合わせたアレンジを加えることで、誰でも気軽にお月見の飾りを楽しむことができます。自宅で秋の七草を育てれば、さらに愛着を持って飾ることができるでしょう。
今年のお月見には、ぜひ秋の七草とススキを飾って、美しい満月とともに秋の夜長を楽しんでください。伝統を守りながら、自分なりのスタイルで季節の行事を楽しむことが、豊かな暮らしにつながります。

花の写真コンテストで入賞を目指すための完全ガイド。主要コンテストの紹介、撮影のコツ、応募要項の確認方法、デジタル・プリント応募の注意点まで詳しく解説。初心者から上級者まで、あなたの作品を輝かせる秘訣をお伝えします。

ガーデンウェディングの花演出を徹底解説。季節別おすすめ花材、フラワーシャワー・フラワーアーチなど人気演出、屋外ならではのテクニック、天候対策まで網羅。2024年トレンドを取り入れた美しい庭での結婚式を実現しましょう。

日本全国の花の名所を季節別に徹底解説。桜・ネモフィラ・ラベンダー・コスモスなど、四季折々の絶景スポット、見頃時期、撮影のコツ、訪れる際のマナーまで完全網羅。2024年最新情報で初心者から上級者まで楽しめる花の旅の計画に最適なガイドです。

葬儀や法事におけるお悔やみの花(供花)の選び方を詳しく解説。四十九日前後での花の選び方、宗教別のマナー、避けるべき花の種類、相場、贈るタイミングなど、知っておきたい基本的なマナーを網羅した完全ガイドです。

お祝いに最適な花の選び方を徹底解説。開店・結婚・出産・誕生日・周年記念など、シーン別のおすすめの花、花言葉、贈り方のマナーを紹介します。胡蝶蘭、デンファレ、ユリなど定番の花から、避けるべき本数や色まで詳しく説明。

誕生日花・誕生花の月別カレンダーと花言葉を完全解説。1月から12月まで、各月の誕生花の特徴、花言葉、プレゼントアイデアをご紹介。誕生花を使った贈り物の選び方、育て方、長持ちさせるコツまで、誕生花の全てがわかるガイドです。