酸性用土
別名・表記:酸性培養土、ツツジ用培養土、ericaceous compost
酸性用土は、ツツジ類など酸性環境を好む植物の鉢栽培に用いる、石灰分を避けて調整した培養土です。
定義
酸性用土は、アザレアやツツジ類など、石灰分の少ない酸性寄りの根域を好む植物向けに調整された鉢植え用土です。単に酸性であればよいのではなく、細い根へ水分と空気を届けるため、排水性と保水性を両立させる必要があります。
主な構成要素
- 鹿沼土:通気性と排水性を確保しやすく、ツツジ類の配合用土に使われます。
- ピートモス:水分を保持し、酸性寄りの環境をつくる材料として利用されます。
- 腐葉土などの有機質:保水性を補い、用土の硬化を抑える役割があります。
使用時の注意
アルカリ性の資材や石灰を混ぜると、酸性植物が鉄分を利用しにくくなり、葉の黄化につながる場合があります。一方、細かい材料ばかりで鉢内が長く過湿になる配合も根の不調を招きます。植え替え時は植物用の市販培養土の表示を確認し、鉢底から水が抜ける状態を保ちます。