花の日記
用語

石灰質資材

別名・表記:農業用石灰、石灰資材、agricultural lime、aglime

土壌酸性を中和し、カルシウムなどを補給するために使われる土壌改良資材の総称。

定義

石灰質資材は、酸性土壌を中和してpHを上げ、主にカルシウムを供給する土壌改良資材の総称です。苦土石灰、炭酸カルシウム資材、消石灰などは反応速度、中和力、含有成分、取り扱い上の注意が異なるため、同じ重量を一律に置き換えることはできません。

主な種類

  • 苦土石灰:カルシウムに加えてマグネシウムを含み、反応は比較的緩やかです。
  • 炭酸カルシウム資材:主に炭酸カルシウムを供給し、酸度を緩やかに調整します。
  • 消石灰:反応が速くアルカリ性が強いため、量と散布時期に注意が必要です。
  • 有機石灰:貝殻などを原料にした製品があり、製品ごとに成分と反応性を確認します。

選ぶ基準

選択の出発点は、土壌pHだけでなくカルシウムとマグネシウムの分析値です。製品ラベルの中和力、粒度、標準施用量を確認し、土壌診断の石灰要求量へ合わせます。植え付けまでの時間が短い場合でも、強い資材で急いで矯正するより、作付け計画を調整する方が過剰施用を避けやすくなります。

関連記事

外部参照:WikipediaWikidata

← 用語集一覧へ