花の日記
用語

装甲型カイガラムシ

別名・表記:マルカイガラムシ類、装甲型、armored scale

虫体の上に分離可能な硬い介殻を作り、通常は甘露を分泌しないカイガラムシの一群です。

定義

装甲型カイガラムシは、平たい板状の介殻で虫体を覆うグループです。介殻をそっと持ち上げても下の虫体が植物上に残る点が、軟質型との見分け方になります。UC IPMでは、装甲型は通常、糖分を含む甘露を分泌しないと説明されています。

主な特徴

  • 外観:小さく平たい円形・楕円形で、枝や葉脈に密着します。
  • 排泄物:甘露を出さないため、ベタつきやすす病がない場合もあります。
  • 薬剤反応:硬い介殻により接触型薬剤が届きにくくなります。
  • 対処:少数なら物理除去し、移動幼虫の時期を狙って登録薬剤を使います。

見分ける意味

ベタつきがないからカイガラムシではない、と判断すると装甲型を見逃します。逆に、枝の突起がすべて生きた虫とは限らないため、少数をつぶして体液が出るか、介殻下に虫体があるかを確認してから処理を決めます。

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