ブランチカラー
別名・表記:枝の襟、枝の付け根の膨らみ、branch collar
枝が幹や太い枝に接続する付け根に見られる、傷口の閉鎖に関わる膨らんだ組織。
定義
ブランチカラーとは、枝が幹またはより太い枝に合流する付け根で、わずかに膨らんだり、しわ状に見えたりする組織です。剪定ではこの部分を切り落とさず、その外側で仕上げることが、幹を傷つけずに傷口の閉鎖を助ける基本になります。
見分け方と切り方
- 位置:切りたい枝と幹の境界を一周するように見える膨らみを探します。
- 仕上げ位置:幹と面一に切るフラッシュカットを避け、ブランチカラーの外側に切り口を置きます。
- 太枝:枝の重さで樹皮が裂けないよう、先に枝先側を落としてから残った枝元を仕上げます。
- 切り残し:長い切り株を残すのではなく、保護組織を残せる位置まで整えます。
活用シーン
剪定のこぎりで太枝を落とす場面では、作業前にブランチカラーを確認すると最終切断線を決めやすくなります。境界が不明瞭な枝や、幹と同じ太さに近い枝を自己判断で大きく切ると傷口も大きくなるため、専門家への相談が安全です。