花の日記
用語

球根の掘り上げ

別名・表記:球根掘り上げ、球根の掘り起こし、bulb lifting

休眠期に入った球根を土から取り出し、乾燥・選別して次の植え付けまで保管する園芸作業です。

定義

球根の掘り上げとは、葉が黄変して植物が休眠へ移る時期に、球根を土から傷つけないよう取り出す園芸作業です。チューリップでは花後すぐではなく、葉が光合成を終えて黄色くなるのを待ちます。取り出した球根は土を落として乾燥させ、傷・軟化・カビのあるものを除いて秋まで保管します。

手順

  • 時期を見極める:花がらを取り、葉が黄色くなるまで日光、水、必要な肥料を確保します。
  • 周囲から掘る:球根の真上へ刃を入れず、少し離れた位置から土を起こします。
  • 選別する:傷んだ球根を除き、親球の周囲にできた子球を必要に応じて分けます。
  • 乾燥・保管する:土を落として風通しのよい日陰で乾かし、ネットや紙袋など通気する容器で秋まで保管します。

成否を分けるポイント

掘り上げを急いで緑の葉を切ると、球根へ養分を戻す期間が短くなります。一方、梅雨期の湿った土に長く置くと腐敗リスクが高まります。葉の黄変と晴天の両方を目安にし、掘った後は密閉袋を避けることが基本です。翌年の再開花は保証されないため、軟らかい球根や青白いカビが見える球根は保存せず処分します。

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