花の日記
用語

子球

別名・表記:分球した球根、bulb offset

親球の周囲に形成され、分けて育てることで植物を増やせる小さな球根です。

定義

子球は、親球の周囲に形成される小さな球根です。葉が光合成で作った養分を蓄えながら成長し、掘り上げ時に親球から分けて植えると株を増やせます。種子と違い親株と同じ遺伝的性質を引き継ぎやすい一方、小さい子球は開花できる大きさまで複数年の養成が必要です。

育てる手順

  • 掘り上げ:葉が黄変して球根が成熟した時期に、傷を付けないよう掘ります。
  • 選別:腐敗や傷のある球根を除き、大きさごとに分けます。
  • 乾燥と保存:土を落とし、風通しのよい日陰で秋まで保管します。
  • 再植え付け:大球と小球を分け、小球は開花より肥大を優先して育てます。

種子との違い

子球は親株の性質を保ちやすく、種子より早く花を得やすい増殖方法です。ただし、交配系チューリップでは高温多湿の夏や球根の肥大不足により、翌年の開花が安定しない場合があります。開花を確実にしたい用途と、増やす過程を楽しむ用途を分けることが大切です。

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