花の日記
用語

シクラメン

別名・表記:カガリビバナ、Cyclamen、Cyclamen persicum

地中海沿岸原産の球根性多年草で、主に冬の室内鉢花として親しまれる植物。

定義

シクラメンは、サクラソウ科シクラメン属の球根性多年草です。冬の鉢花として流通する一般的な園芸品種は、地中海周辺に由来する Cyclamen persicum をもとに改良されており、反り返る花弁と、銀白色の模様が入る葉を持ちます。秋から生育し、冬から早春に開花し、暑く乾燥する夏には休眠する性質があります。

主な特徴

  • 冬開花型:涼しい時期に花芽が上がり、暖房の効きすぎない明るい室内で長く開花します。
  • 球根性:葉と花茎は球根状の基部からロゼット状に伸び、中心部への過湿は腐敗の原因になります。
  • 暑さへの反応:春の終わりに花と葉が減り、夏は休眠するか、葉を残したまま緩やかに生育します。
  • 鉢花向け:一般的なシクラメンは耐霜性が弱く、ガーデンシクラメンとは置き場所と冬の管理が異なります。

室内栽培で重要な条件

シクラメンの室内管理では、明るさ、涼しさ、水分、風通しを同時に整える必要があります。冬は日光の入る窓辺が適しますが、夜間にガラス際が急に冷える住まいでは、鉢を部屋の中央へ移すと温度差を抑えられます。水は土の表面が乾いてから与え、葉、花、球根の中心へ直接かけません。底面給水鉢では受け皿側の水位を管理します。

管理項目基本方針避けたい状態
明るい窓辺、強光時はレース越し暗い部屋、急な強光
温度暖房の風を避けた涼しい場所高温、昼夜の急な温度差
土の乾きと鉢の方式を確認球根中心への散水、受け皿の放置水
風通し葉や花が乾く程度の緩やかな通風蒸れ、密集した枯れ葉の放置

季節の生育サイクル

秋に気温が下がると葉と花芽が動き始め、冬から早春が主な鑑賞期になります。春に花数が減って葉が黄変したら、生育の終盤です。夏越しには、水を切って球根を休ませる休眠法と、葉を残して乾かし気味に維持する非休眠法があります。どちらを選ぶ場合も、高温多湿と球根の腐敗を避けることが中心になります。

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外部参照:WikipediaWikidataWikipedia

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