イングリッシュラベンダー
別名・表記:アングスティフォリア系、コモンラベンダー、Lavandula angustifolia
イングリッシュラベンダーは香りと耐寒性に優れる一方、日本の高温多湿を苦手とする系統です。
定義
イングリッシュラベンダーは、ラバンドラ・アングスティフォリアを中心とする香りの強い系統です。コモンラベンダーやトゥルーラベンダーとも呼ばれ、耐寒性には優れますが、日本の夏の高温多湿には弱いため、冷涼地向けの性格が強いラベンダーです。
主な特徴
- 香り:入浴剤、菓子、香料などに利用される強い芳香があります。
- 開花期:園芸情報では5月から6月、または5月から7月が目安として示されています。
- 草丈:品種や環境により異なりますが、50〜60cmほどに育つ例があります。
- 耐寒性:約−15℃まで耐えるという園芸情報がある一方、夏の高温多湿には弱い系統です。
向く環境
北海道や東北などの冷涼地では、香りと耐寒性を生かしやすくなります。関東以南で育てる場合は、午前中に日が当たり、午後の強い西日を避けられる場所や、雨を避けて風を通せる鉢管理が候補です。暖地で「暑さに強い品種」を探す読者には、第一候補ではありません。
選ぶときの注意
販売名に「ラベンダー」とだけ書かれている苗では系統を判断できません。学名、系統名、耐暑性表示を確認し、夏越しのしやすさを優先するならラバンディン系などと比較します。香りの強さだけで選ぶと、暖地では梅雨から夏に株を失うリスクが上がります。