球根水栽培用の花瓶
別名・表記:球根水栽培容器、水栽培ポット、forcing vase
球根本体を水面より上で支え、根だけを水へ伸ばすためのくびれ付き容器です。
定義
球根水栽培用の花瓶は、くびれた上部で球根を支え、下部の水へ根だけを伸ばすための容器です。球根本体を水に浸けず、発根部と水面の距離を管理しやすいため、チューリップやヒヤシンスの室内水栽培に使われます。
選ぶ要素
- くびれの大きさ:球根が落ちず、底部を圧迫しない形を選びます。
- 高さ:伸びた根を収められ、花茎が傾いても倒れにくい高さが必要です。
- 底の広さ:開花後に重心が上がっても安定する形が向きます。
- 洗いやすさ:水の濁りやぬめりを落とせる口径と形を選びます。
- 透明性:根と水位を確認しやすい一方、強い光では藻の発生を観察します。
専用容器がない場合
広口のガラス容器へ小石やガラス玉を入れ、球根を上で支える方法もあります。この場合も、球根の胴部を水へ沈めません。小石は根の伸びる空間を残して配置し、水替えの際に球根と発根部を傷つけない構造にします。
水位管理
発根開始時は発根部が乾かないようにし、白い根が伸びた後は根の一部が水へ触れる位置まで水位を下げます。水が濁ったら容器を洗い、室温に近い新しい水へ替えます。球根が水へ浸り続ける状態は腐敗につながるため避けます。