FRACコード
別名・表記:FRACグループ、作用機構コード、FRAC code
殺菌剤を作用機構ごとに分類し、耐性管理のローテーション判断に使う識別コードです。
定義
FRACコードは、殺菌剤を病原菌への作用機構ごとに分類する識別コードです。灰色かび病の薬剤ローテーションでは、商品名の違いではなくFRACコードの違いを確認することで、同じ作用機構の剤を続けて使うリスクを判断できます。
読み方の要点
- 同じコード:商品名や有効成分名が違っても、同じ作用点へ働く場合があります。
- 異なるコード:ローテーション候補を検討するときの一つの手掛かりになります。
- MやNCの表記:多作用点型や分類外など、通常の番号群とは異なる区分があります。
- ラベル優先:コードだけで使用可否は決まりません。対象植物、病害、回数などの登録条件を別に確認します。
家庭園芸での使い方
手元の二剤を交互に使う前に、有効成分とFRACコードを照合します。ただし、家庭の鉢植えでは環境改善と感染部除去が基本です。薬剤が必要な場合も、登録ラベルの範囲内で使い、判断に迷うときはメーカーや地域の指導機関へ確認します。