水耕栽培
別名・表記:水栽培、水耕、hydroponics
土を使わず、水や養液で植物の根を育てる栽培方法と家庭での管理要点です。
定義
水耕栽培は、土を使わず、水または肥料を溶かした養液で植物を育てる栽培方法です。根の状態と水量を直接確認しやすく、室内の小さな場所でも始められます。一方、植物ごとに水位、光、温度、肥料の要否が異なるため、すべてを同じ管理にすることはできません。
主な方式
- 水だけで育てる方式:球根や挿し穂など、植物体に蓄えた養分を利用します。
- 養液を使う方式:葉物野菜などを、必要な肥料分を含む水で育てます。
- 培地を併用する方式:スポンジ、ハイドロボール、礫などで植物体を支えます。
- 専用容器を使う方式:球根と水面の距離を保ち、根だけを水へ導きます。
家庭での管理要点
水耕栽培では、根や球根全体を沈めるのではなく、対象植物に合う水位を保ちます。透明容器は根と水の濁りを観察しやすい反面、光が入ると藻が発生しやすくなります。水が濁った場合は交換し、容器も洗います。室内では日照不足と風通しの悪化にも注意し、暖房や強い直射日光で水温が急に上がる場所を避けます。
球根植物での活用
チューリップなどの球根植物を水耕栽培するときは、球根が持つ貯蔵養分を使って一度の開花を目指します。低温に当てる処理、発根を優先する冷暗所での管理、発根後に明るい場所へ移す段階分けが重要です。球根本体が水へ浸り続けると腐敗しやすいため、根の伸長に合わせて水位を下げます。
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外部参照:Wikipedia