手折り
別名・表記:茎の手折り、手で折る水揚げ、manual stem breaking
ハサミを使わずに茎を手で折り、繊維を裂いて切り口を作る水揚げ方法です。
定義
手折りは、切り花の茎をハサミで切らずに手で折り、茎の繊維を裂いた切り口から吸水させる方法です。キクなど折りやすい茎で使われます。硬い枝や柔らかく潰れやすい花へ一律に行う処理ではありません。
基本手順
- 水へ浸かる葉を取り除きます。
- 健全で折りやすい茎の位置を選びます。
- 茎をひねり潰さず、短い動作で折ります。
- できた切り口をすぐ清潔な水へ入れます。
水切りとの使い分け
手で折ると繊維が不規則に裂け、切り口の表面が広がります。一方、節があるカーネーションや柔らかいガーベラは、清潔で鋭い刃物を使った切り戻しのほうが状態を管理しやすい場合があります。花名だけで決めず、茎の硬さと傷みを確認します。