シバザクラ
別名・表記:芝桜、モスフロックス、ハナツメクサ、Phlox subulata
地表をマット状に覆い、春に花を咲かせるハナシノブ科フロックス属の多年草。
定義
シバザクラ(学名 Phlox subulata)は、細い葉を密につけた茎が地表を這い、春に白、桃、紫などの花を一面に咲かせるハナシノブ科フロックス属の多年草です。草丈は低く、日当たりのよい斜面、石組み、花壇の縁などを覆うグランドカバーとして利用されます。
主な特徴
- 生育姿勢:茎が横へ広がり、密なマット状の株を作ります。
- 好む環境:日当たりと水はけのよい場所を好み、砂質や礫質の土にも適応します。
- 苦手な環境:株元へ水分と湿気が長く残る環境では、蒸れや根傷みが起こりやすくなります。
- 開花後の管理:花後に伸びた茎を切り戻すと、株内の風通しと姿を整えやすくなります。
枯れ込みを判断するポイント
葉の表面が茶色くなっただけでは、株全体が枯死したとは限りません。周囲に緑の茎が残り、根や茎の内部に張りがあれば、傷んだ部分を除いて環境を直す余地があります。一方、根が黒く軟らかくなり、株が抵抗なく抜ける場合は、根腐れが進んでいる可能性があります。
症状を見るときは、土の湿り、雨後の水たまり、株中央の蒸れ、日照、肥料を与えた時期を分けて確認します。原因を一つに決めつけず、地上部と根の両方を観察することが重要です。
管理の基本
地植えでは、長く水がたまる場所を避け、必要に応じて植え床を高くして排水を確保します。鉢植えは表土が乾いてから水を与え、受け皿に水を残しません。植え替えや株分けは、強い暑さや凍結期を避け、根を乾かさないよう手早く行います。
花後から梅雨前は、枯れ枝を取り、茎葉を適度に切り戻して株元へ空気を通す時期です。ただし、すでに根が傷んだ株へ肥料を追加しても回復を早めるとは限りません。先に排水、過湿、傷んだ根を見直します。
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外部参照:Wikipedia