花の日記
用語

ニームオイル

別名・表記:ニーム油、Neem oil

ニーム種子由来の油で、アザジラクチンなどの成分を含む園芸用資材。

定義

ニームオイルは、ニームの種子から得られる油状の園芸用資材です。複数成分の混合物で、アザジラクチンは害虫の摂食を減らし、忌避や成長・産卵に関わるホルモン系への干渉に関係する主要成分として知られます。油分そのものによる作用と、抽出されたアザジラクチン製剤は同一ではないため、製品表示の確認が欠かせません。

主な特徴

  • 作用の出方:害虫をその場で落とす即効型というより、摂食や成長を妨げる遅効型として扱います。
  • 対象:葉を食べる害虫や吸汁性害虫の初期管理で検討されますが、対象植物と使用条件は製品ごとに異なります。
  • 環境中の挙動:アザジラクチンは光や微生物で分解され、葉上での半減期は1〜2.5日と報告されています。
  • 安全面:目や皮膚への刺激、水生生物への影響に配慮し、ラベルと保護具の指示に従います。

活用シーン

少数のアブラムシやハダニを早期に見つけ、葉裏まで観察しながら管理する場面に向きます。大量発生時はニームオイルだけに頼らず、被害葉の除去、捕殺、登録農薬などを組み合わせる総合的な防除が現実的です。

関連記事

外部参照:npic.orst.edu

← 用語集一覧へ