トケイソウ
別名・表記:時計草、パッシフローラ、Passiflora、passion flower
時計の文字盤を思わせる副花冠をもち、巻きひげで支柱に絡みながら伸びるトケイソウ属のつる植物。
定義
トケイソウ(Passiflora)は、トケイソウ科トケイソウ属に含まれる植物の総称です。多くは巻きひげをもつつる植物で、雄しべと雌しべを支える中央の柱と、放射状に広がる副花冠が目立ちます。観賞用のトケイソウと、食用果実を目的に栽培されるクダモノトケイソウは、同じ属でも栽培目的が異なります。
主な特徴
- 生育形:巻きひげでトレリスやワイヤーに絡みながら伸びる、木質または草質のつる植物です。
- 花の構造:放射状の副花冠と、雄しべ・雌しべが集まる中央部が時計の文字盤を思わせます。
- 栽培目的:花を観賞する種類と、クダモノトケイソウのように果実を利用する種類があります。
- 管理の要点:日当たり、水はけ、つるを受ける支持物、品種に応じた冬越し方法をそろえることが基本です。
栽培で区別したい種類
| 区分 | 代表例 | 家庭栽培での扱い |
|---|---|---|
| 観賞用 | Passiflora caerulea | 花姿を楽しみ、つるの誘引と剪定を行います。 |
| 食用果実向け | Passiflora edulis | パッションフルーツとして果実の収穫を目的にします。 |
| 寒さに弱い種類 | P. alata など | 鉢植えにして低温期は保護します。 |
栽培上の注意
観賞用の株に食用果実を期待したり、耐寒性を確認せずに地植えしたりすると、管理方針がずれます。購入時は学名または品種名、耐寒性、栽培目的を確認します。つるは生育期によく伸びるため、建物や隣接植物へ広がる前に誘引先を決め、不要枝を整理することが大切です。
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外部参照:Wikipedia