花の日記
用語

宿根草の株分け

別名・表記:株分け、plant division、perennial division

宿根草の親株を、芽と健全な根を持つ複数の株へ分けて植え直し、株を更新・増殖する園芸作業。

定義

宿根草の株分けは、大きく育った親株を、芽と健全な根を持つ複数の部分へ分け、それぞれを同じ深さで植え直す園芸作業です。株数を増やすだけでなく、混み合った株の中心部へ空間を戻し、生育や花つきの回復を促す「株の更新」にも使います。

株分けを検討するサイン

  • 花数が減る:以前より花が少ない、または小さくなった状態です。
  • 株の中心が弱る:外側は伸びるのに、中心部が枯れたり空洞になったりします。
  • 根や芽が混み合う:根鉢が締まり、芽が密集して風通しが悪くなります。
  • 植栽範囲を越える:隣の植物を圧迫するほど株幅が広がっています。

基本の考え方

株分けは、開花中や猛暑・厳寒期を避け、植物が活発に伸びていない時期に行うのが基本です。掘り上げた株は根を乾かさず、自然に離れる部分は手でほぐし、硬い根茎や木質化した株元は清潔で切れ味のよい刃物を使います。分けた各株には、少なくとも一つ以上の芽と十分な根を残します。

植え直しと活着

分けた株は長く放置せず、元と同じ植え付け深さを目安に植え直します。植え付け後は土と根を密着させるように十分に水を与え、活着するまで乾燥を避けます。一方で、水がたまる状態は根腐れにつながるため、排水性も同時に確保します。

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