花粉
別名・表記:pollen
花粉は種子植物の雄性生殖に関わる微小な粒子で、ユリでは葯から出る色素の強い粉が衣類や花びらに付着しやすい特徴があります。
定義
花粉とは、種子植物の雄性生殖に関わり、受粉の過程でめしべ側へ運ばれる微小な粒子です。ユリでは、おしべの先端にある袋状の葯に入り、開花が進むと赤橙色から黄色の粉として表面へ現れます。昆虫へ付着しやすい性質と強い色素があるため、衣類や花びらへ付くと目立つ汚れになりやすいのが特徴です。
ユリの花粉で確認する部分
- 葯:おしべの先端にある細長い部分で、内部に花粉が入っています。
- おしべ:葯を支える花糸を含む雄性器官です。ユリの花では通常、中心のめしべを囲むように並びます。
- めしべ:先端の柱頭に花粉が付くと受粉へ進みます。葯と間違えて切らないよう形を見分けます。
- 成熟前後:開花直後の葯は表面が滑らかですが、成熟すると花粉が露出し、触れた場所へ移りやすくなります。
切り花での扱い
切り花のユリでは、花が開き始めて葯が見え、まだ花粉が表面へ出ていない時点が処理しやすいタイミングです。葯を指やピンセットで一つずつ外すと、花びら、衣類、家具への付着を予防できます。花粉がすでに出ている場合は、乾いたティッシュで葯を包んでから外し、付着した粉を手でこすったり水で濡らしたりしません。
衣類へ付いた場合
最初は乾いた状態を保ち、粘着テープで表面の粉を持ち上げます。同じ粘着面を繰り返し当てると花粉を別の場所へ戻すため、面を替えながら処理します。粉を除いた後の染みは衣類の取扱表示に従って前処理し、色落ちしやすい素材や家庭洗いできない衣類はクリーニング店へ相談します。
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外部参照:Wikipedia