根の食害
別名・表記:根食い、根部食害、root feeding damage
土中の害虫が植物の細根や根を食べ、吸水と養分吸収を妨げる被害です。
定義
根の食害とは、土中の昆虫や幼虫が植物の細根・主根を食べ、吸水と養分吸収を妨げる被害です。地上部だけを見ると、水切れ、根腐れ、肥料障害と似たしおれや黄化に見えるため、原因の確認には根鉢と土中の観察が必要です。
主なサイン
- 水やり後も地上部のしおれが戻りにくい状態です。
- 株元を支える根が減り、株がぐらつきます。
- 鉢から抜くと細根が少なく、土が崩れやすくなります。
- 土中から白く湾曲した幼虫が見つかることがあります。
根腐れとの違い
根腐れは過湿や通気不足などを背景に根が傷む現象で、根が黒褐色になり、柔らかく崩れることがあります。根の食害では、かじられた根と害虫の存在が診断材料です。ただし両者が同時に起こる場合もあるため、幼虫を除去した後も排水性と水やりを見直します。