カイガラムシのふ化幼虫
別名・表記:クローラー、移動幼虫、crawler stage
卵から出た直後に脚で移動し、薬剤防除の適期となるカイガラムシの第一齢幼虫です。
定義
カイガラムシのふ化幼虫は、卵から出た直後に脚を使って植物上を移動する段階で、英語ではクローラーと呼ばれます。多くの種類では黄色から橙色の小さな点に見え、定着すると吸汁を始め、しだいに殻やロウ状物質で守られます。
確認方法
- 拡大観察:枝の付け根や成虫の周囲をルーペで見ます。
- 粘着テープ:透明な両面テープを枝に巻き、週1回交換して捕獲数を比べます。
- 白紙:枝の下に白紙を置いて軽く作業し、落ちた約1mmの動く点を確認します。
防除との関係
UC IPMは、クローラーが出現後1〜2日で定着して吸汁を始めると説明しています。殻が完成する前は薬剤が届きやすいため、種類ごとの発生を観察して散布時期を合わせます。ただし、製品ラベルの対象植物、害虫名、回数、方法が一致することが前提です。