種子の発芽能力
別名・表記:種子活力、発芽能力、seed viability
保存中の種子が適切な条件で正常に発芽し、苗へ成長できる能力を表す概念です。
定義
種子の発芽能力とは、保存した種が所定の水分・温度・酸素条件で正常に発芽できる力です。外見だけでは判断しにくく、湿らせたペーパー上で一定数を発芽させ、正常に伸びた数を全試験数で割る発芽テストによって見積もれます。
家庭での確認手順
- 保存容器の一部から偏りなく試験用の種を取ります。
- 湿らせたペーパーで種を挟み、乾かない密閉容器へ入れます。
- 品種名と試験開始日を容器に記録します。
- 植物ごとの発芽期間後、正常に発芽した数を数えて割合を求めます。
判断時の注意
試料を選ぶときに傷んだ粒だけ除くと結果が実際より高く偏ります。また、ペーパーが水浸しなら腐りやすく、密閉が不十分なら乾いて発芽しにくくなります。少量試験は目安として使い、古い種をまく前の判断材料にします。