花の日記
用語

こぼれ種

別名・表記:自然播種、自然に落ちた種、self-seeding、self-sowing

花後に自然に落ちた種、またはその種から人の播種作業なしで発芽した植物を指す園芸用語です。

Definition

こぼれ種とは、花後に実った種が株の周囲へ自然に落ちること、または人が改めてまかなくても、その種から発芽した植物を指す園芸用語です。一年草は親株が一作で枯れても、土中や地表に残った種が条件に合えば次の季節に発芽するため、毎年同じ場所で咲くように見えることがあります。

成立する条件

  • 結実まで残す:少なくとも一部の花を花がら摘みせず、種が熟すまで待ちます。
  • 発芽できる地面を残す:厚い舗装や密なマルチだけで覆わず、種が土に触れられる場所を確保します。
  • 季節条件が合う:温度、日照、水分、排水が植物ごとの発芽条件に合う必要があります。
  • 幼苗を見分ける:発芽直後に雑草としてすべて抜かず、葉の形を確認してから間引きます。

花数と増え方の調整

こぼれ種を増やしたい場所では、花後の実を数本残します。一方、通路や隣家側など増えてほしくない場所では、結実前に花がらを摘むと広がりを抑えられます。発芽後は混み合う株を若いうちに間引くと、残した株の風通しと日当たりを確保できます。花を長く咲かせる管理と、翌年用の種を残す管理は目的が異なるため、全株を同じように扱わないことが要点です。

一年草との関係

一年草は発芽、開花、結実、枯死までを一作で終えます。翌年に現れる株は前年の親株が復活したものではなく、新しく発芽した個体です。そのため、前年と同じ場所に必ず現れる保証はなく、冬の寒さ、梅雨の過湿、土の改変、除草などで発芽数は変わります。

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外部参照:WikipediaWikidata

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