ギンヨウアカシア
別名・表記:ミモザ、アカシア・ベイリアナ、Acacia baileyana、Cootamundra wattle、Golden mimosa
銀灰色の葉と春の黄色い球状花が特徴の、オーストラリア原産のマメ科アカシア属常緑樹。
定義
ギンヨウアカシア(学名 Acacia baileyana)は、オーストラリア原産のマメ科アカシア属の常緑樹です。銀灰色の細かな葉と、枝を覆うように咲く黄色い球状花が特徴で、日本では庭木、切り花、ドライフラワーの素材として流通しています。
主な特徴
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 樹形 | 枝を横に広げながら速く生長する常緑樹 |
| 葉 | レース状に細かく分かれた銀灰色の葉 |
| 花 | 春に咲く黄色い球状花が房状に集まる |
| 栽培上の性質 | 日なたと水はけのよい場所を好み、強風と根の損傷に注意が必要 |
- 観賞期が長い:花のない時期にも銀葉を楽しめます。
- 生長が速い:毎年の剪定と、若木の支柱による固定が樹形維持の要点です。
- 移植を嫌う:地植えでは成木時の広がりを見込み、最初の場所選びを慎重に行います。
名前の注意点
日本の園芸流通で「ミモザ」は、ギンヨウアカシアを含む黄色い花のアカシア類を広く指す通称です。一方、ヨーロッパでミモザと呼ばれる代表種はフサアカシア(Acacia dealbata)であり、両者は別種です。また、英名 Silver wattle は通常フサアカシアを指すため、植物を特定するときは学名 Acacia baileyana を確認すると混同を避けられます。
栽培上の要点
ギンヨウアカシアは日当たりと排水を確保し、花後から初夏までに剪定すると翌春の花を残しやすくなります。地植えで根付いた株は乾燥に比較的耐えますが、鉢植えは夏の水切れに注意が必要です。肥料は多用せず、花後や葉色が悪いときにリン酸とカリを含むものを少量与えます。