花の日記
用語

一重咲き

別名・表記:一重、一重咲、single flower、single-flowered

花弁状の器官が一層に並び、花の輪郭と色をすっきり見せる基本的な花形です。

定義

一重咲きとは、花弁状の器官が幾重にも重ならず、一層の輪として見える花形です。チューリップでは丸みのあるカップ形や卵形が基本になり、色、花弁の線、茎との比率がはっきり見えます。八重咲きより輪郭が簡潔なため、列植えや混植でも一株ずつの色を読み取りやすい花形です。

チューリップでの分類

チューリップの一重咲きには、開花期や来歴の異なる複数の群があります。

  • 一重早咲き(SE):早生群の一重咲きで、低めの草姿を含む区分です。
  • 一重晩咲き(SL):晩生群の一重咲きで、草丈が高く切り花に使われる品種もあります。
  • 中生の一重系統:トライアンフやダーウィンハイブリッドなど、一重の花形を持つ別区分もあります。

活用シーン

一重咲きは、チューリップらしいカップ形を花壇に反復させたいときや、複数色をすっきり並べたいときに向きます。切り花では茎と葉を残して細身の花器に生けると、花形の簡潔さが際立ちます。球根を選ぶ際は「一重」という花形だけで判断せず、早咲き・中咲き・遅咲きの区分、草丈、用途も合わせて確認します。

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