土壌水分センサー
別名・表記:土壌水分計、土壌湿度センサー、soil moisture sensor
用土の水分状態を電気的な変化などから推定し、散水判断を補助する計測器。
定義
土壌水分センサーとは、用土に含まれる水分状態を電気抵抗、静電容量などの変化から推定する計測器です。鉢植えでは「水を与えるか」の判断補助に使えますが、表示値は土の種類、塩分、密度、挿し込み深さにも影響されます。
主な種類
- 抵抗式:電極間の電気の通りやすさから水分を推定します。安価ですが、電極の腐食や肥料分の影響に注意が必要です。
- 容量式:静電容量の変化を利用します。電極を直接通電する方式より腐食を抑えやすい傾向があります。
- 簡易メーター式:電源不要で目盛りを読むタイプです。相対比較には便利ですが、鉢ごとの基準作りが必要です。
校正と使い方
同じ鉢、同じ用土、同じ挿し込み位置で、十分に湿った時と乾いた時の値を記録します。その範囲を基準にすると、別の鉢の数値をそのまま当てはめるより誤判断を減らせます。葉の張り、鉢の重さ、排水の様子も同時に確認します。
よくある誤解
表示が50%だから、どの植物にも同じ量の水が必要とは限りません。土壌水分センサーは絶対的な正解を出す装置ではなく、同じ条件での変化を追う道具として使うと役立ちます。