花の日記
用語

間引き

別名・表記:苗の間引き、芽の間引き、seedling thinning

発芽後に密集した苗から残す株を選び、適正な株間へ整える育苗作業。

定義

間引きとは、種まき後に密集して発芽した苗から、生育状態と配置を見て残す株を選び、余分な苗を取り除いて適正な株間へ整える作業です。残す苗が光、水分、養分、根を伸ばす空間を確保できるようにする、育苗と直まき栽培の基本管理に当たります。

判断する要素

  • 時期:双葉や本葉の展開段階を確認し、種袋に示された作物別の目安を優先します。
  • 苗の状態:葉色、茎の姿勢、生長のそろい方、病斑や傷みの有無を比べます。
  • 株間:最終的な大きさを見越し、植物ごとの指定間隔に近づけます。
  • 取り除き方:根が離れていれば抜き取り、根が絡みそうなら地際をハサミで切ります。

基本の進め方

最初から最終本数まで減らすのではなく、発芽直後の選別と、本葉が展開してからの仕上げを分けると判断しやすくなります。作業前に用土を適度に湿らせ、残す苗の株元を押さえながら処理します。間引き後に株がぐらつく場合は、株元へ土を寄せて安定させ、土の乾き方を見ながら水を与えます。

抜く方法と切る方法

抜き取りは、苗が小さく根の絡みが少ない段階や、間引き菜を利用したい場合に向きます。一方、密生している場所や根を動かしたくない根菜では、清潔なハサミで地際を切る方法が残す株への負担を抑えやすくなります。どちらか一方を固定せず、根の混み具合で選ぶのが要点です。

関連記事

外部参照:WikipediaWikidataWikipedia

← 用語集一覧へ