ホトトギス
別名・表記:杜鵑草、油点草、トードリリー、Tricyrtis hirta
斑点のある花を夏の終わりから秋に咲かせ、湿り気のある明るい日陰を好むユリ科の多年草。
定義
ホトトギス(Tricyrtis hirta)は、ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草です。紫や白などの花弁に鳥のホトトギスの胸を思わせる斑点が入り、主に夏の終わりから秋に開花します。山林や崖の少し湿った明るい日陰に自生する性質をもち、半日陰の庭や鉢で育てられます。
主な特徴
- 生育場所 — 強い直射日光を避けた明るい日陰から半日陰に向きます。
- 水分 — 水はけと保水性の両方がある土を好み、強い乾燥や水切れで葉が傷みやすい植物です。
- 開花 — 品種差はありますが、7月頃から咲き始め、9月から10月頃に見頃を迎える種類があります。
- 生育形 — 地下茎でゆっくり株を広げ、年を重ねると株分けで更新できます。
庭での活用
落葉樹の下、建物の東側、直射日光が短時間だけ当たる花壇など、一般的な草花には暗すぎる場所の秋の彩りに利用できます。地植えでは根付いた後の水やりを減らせますが、雨が長く降らない夏は乾き具合を確認します。鉢植えなら季節に応じて置き場所を変えやすく、夏だけ明るい日陰へ避難させる管理ができます。