裸苗
別名・表記:裸苗(ハダカナエ)、ベアルート苗、bare-root、bare-root rose
土を落として根を露出させ、休眠期に流通・植え付けするバラなどの苗の形態。
定義
裸苗とは、休眠期の植物を掘り上げ、根の周囲の土を落とした状態で販売・移植する苗です。バラでは、一年間育てた大苗を冬に掘り上げたものが裸苗として流通します。鉢や用土が付かないため軽く、品種を選びやすい一方、露出した根を乾かさず、到着後すみやかに植える必要があります。
鉢植え大苗との違い
| 比較点 | 裸苗 | 鉢植え大苗 |
|---|---|---|
| 根の状態 | 土がなく根が露出しています | 根が用土に包まれています |
| 流通時期 | 主に休眠期です | 仮植え株を含め、販売形態が広めです |
| 植え付け | 到着後の乾燥を避け、早めに植えます | 根鉢の状態に合わせて植え替えます |
| 扱いやすさ | 根を確認できますが乾燥に注意が必要です | 持ち運びや植え付けは比較的扱いやすいです |
購入後に確認すること
- 根の乾燥:細根まで極端に乾いていないか、しなびや傷みがないかを確認します。
- 枝の状態:枝がふっくらしており、しわ、黒変、折れが目立たない株を選びます。
- 植え付け準備:植え穴や鉢、用土を先に用意し、根を長時間風へさらさないようにします。
- 吸水:乾燥を戻すために植え付け前に根を吸水させます。時間は販売元の説明と苗の状態を優先します。
バラ苗選びでの位置づけ
バラの「大苗」は株の年数や育成段階を表し、「裸苗」は販売時の根の形態を表します。そのため、大苗には裸苗とポットへ仮植えされた苗の両方があります。新苗と大苗を比べるときは、年数だけでなく、裸苗か鉢植えか、植え付け時期に作業できるかも確認する必要があります。