花の日記
用語

キク

別名・表記:菊、Chrysanthemum、マム

キク科キク属の多年草で、短日条件で花芽形成が進み、秋の庭や切り花を彩る園芸植物です。

Definition

キクはキク科キク属の多年草で、花壇、鉢植え、切り花として広く栽培される園芸植物です。多くの秋咲き品種は、明るい時間が短くなり夜が長くなる条件で花芽形成が進む短日性をもちます。そのため、昼の日照だけでなく、夜間に街灯や室内照明が当たらない栽培場所を選ぶことが開花管理の基本です。

主なタイプ

  • 小菊 — 小さな花を多数咲かせ、花壇や切り花に使いやすいタイプです。
  • スプレーギク — 一本の茎から枝分かれし、複数の花をまとまって咲かせます。
  • ガーデンマム — 株がこんもりまとまりやすく、鉢植えや庭植えで扱いやすいタイプです。
  • 大菊 — 大輪の花を鑑賞するタイプで、摘蕾や仕立てなど専門的な管理を要します。

栽培上の要点

管理項目基本判断
昼は十分な日照を確保し、夜間の人工光を避けます。
水はけと保水性を両立した土を使い、停滞水を避けます。
鉢土の表面が乾いてから株元へ与えます。
整枝花数を増やす場合は摘心し、一輪を大きくする場合は不要なつぼみを除きます。
花後に切り戻し、株元の防寒と過湿防止を行います。

家庭園芸での位置づけ

キクは秋の花として扱われますが、開花までの管理は春の植え付け、初夏の摘心、夏の水分管理、秋の花芽・開花管理、冬の株保護まで一年を通して続きます。丈夫な品種でも、日照不足、夜間照明、過湿、肥料過多、摘心の遅れが重なると、徒長や開花遅れが起こります。初心者は一度に多くの株を仕立てるより、管理しやすい小菊やガーデンマムを一鉢から始め、土の乾きと芽の動きを観察すると作業時期をつかみやすくなります。

この用語が登場する記事

外部参照:WikipediaWikidataWikipedia

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