押し花プレス
別名・表記:花押し器、フラワープレス、flower press
花や葉を吸湿紙の間に固定し、平らに乾燥させるための圧迫用具。
定義
押し花プレスは、花や葉を薄い紙と吸湿紙の間に挟み、平らな板で圧力をかけながら乾燥させるための用具です。専用品だけでなく、段ボール、新聞紙、ティッシュペーパー、平らな板、厚い本などを組み合わせた自作の構成でも同じ役割を持たせられます。
主な構成要素
- 薄い保護紙:花びらへ直接触れ、配置した形を保ちます。ティッシュペーパーや薄い多孔質の紙が使われます。
- 吸湿紙:花から出た水分を受け止めます。新聞紙は入手しやすく、吸取紙は吸湿性が高く再利用できる場合があります。
- 段ボール:層の間に空間をつくり、複数の花を重ねて乾燥させるときの仕切りになります。
- 平らな板と重し:上下から均等に圧力をかけます。厚い本やレンガなど、動かない重しで代用できます。
使い方の要点
花は完成形を想像してから保護紙へ置き、花びらや葉が重ならないように整えます。その周囲を吸湿紙で挟み、上下を平らな板で支えて重しを載せます。乾燥中に花を保護紙から外すと、しわや反りが生じやすくなります。吸湿紙の枚数が少ない場合は、花を動かさないように外側の紙だけを新しい乾いた紙へ交換します。
活用シーン
専用の押し花プレスは、花を繰り返し乾燥させたい場合や、圧力を調整したい場合に向きます。まず試したい場合は、平らな板や厚い本を使う簡易構成から始められます。どちらの場合も、花の水分を紙へ移し、平らな形を保ちながら十分に乾燥させることが目的です。