葉のかすり状被害
別名・表記:かすり状の白斑、点状退色、stippling
吸汁などで葉の細胞が局所的に傷み、細かな白点が集まってかすれたように見える症状。
Definition
葉のかすり状被害は、吸汁性害虫などに傷つけられた葉の細胞が細かな白点として見え、その点が増えてかすれたような退色へ広がる症状です。ハダニ被害では葉表に症状が見えても、加害する個体は主に葉裏にいるため、表裏を一緒に観察する必要があります。
見分けるポイント
- 点の大きさ — 初期は針先ほどの白い点が散らばります。
- 広がり方 — 被害が重なると点がつながり、葉全体が白っぽく、のちに黄褐色へ変わります。
- 葉裏の確認 — 微小な動く点、卵、脱皮殻、細い糸がないかを見ます。
- 新旧の比較 — 対策後は印が消えないため、新しい葉に白点が増えるかで進行を判断します。
誤診を減らす方法
栄養障害、日焼け、アザミウマ被害でも葉色が抜けることがあります。症状だけで決めず、白い紙を葉の下に置いて軽くたたく方法やルーペ観察を組み合わせます。葉裏にハダニが確認できなければ、水管理や病気など別の原因も検討します。