ラナンキュラス
別名・表記:ハナキンポウゲ、ラナンキュラス・アシアティクス、Ranunculus asiaticus、Persian buttercup
幾重にも重なる花弁が特徴で、秋に球根を植え春に開花させるキンポウゲ科の園芸植物です。
定義
ラナンキュラスは、キンポウゲ科ラナンキュラス属に含まれる植物のうち、園芸では主に幾重にも重なる花弁を楽しむ球根植物を指します。乾燥した球根を秋に植えると、低温期に花芽をつくり、3〜4月ごろに開花します。夏の高温期には地上部が枯れて休眠します。
栽培上の要点
- 吸水:乾燥球根へ急に多量の水を与えず、湿らせたバーミキュライトや水ゴケで徐々に水分を戻します。
- 植え付け:夜温が下がった10〜11月を目安とし、排水のよい用土へ浅く植えます。
- 置き場所:日当たりと風通しを確保し、長雨と霜を避けます。
- 水やり:鉢土の表面が乾いてから株元へ与え、球根が常に湿る状態を避けます。
- 花後:咲き終わった花を切り、葉は自然に黄変するまで残して球根へ養分を戻します。
苗と乾燥球根の違い
苗は吸水処理を終えた状態から育てられるため、初めてでも水分管理の失敗を切り分けやすい方法です。乾燥球根は植え付け前の吸水が必要ですが、複数株を同じ時期から育てやすく、発根から開花までの変化を観察できます。どちらも花芽形成には冬の低温が必要ですが、球根や株を凍らせる霜は避けます。
植えっぱなしの判断
一般的なラナンキュラスは、葉が枯れた5〜6月ごろに球根を掘り上げ、乾燥させて冷暗所に保存する方法が安全です。一方、ラックス系は排水のよい環境なら植えっぱなしで翌年も開花する例があります。品種名だけで決めず、梅雨の雨を避けられるか、休眠中の用土を過湿にしないかも確認します。
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外部参照:Wikipedia