カイガラムシ
別名・表記:介殻虫、scale insect
植物に固着して樹液を吸い、甘露やすす病、枝枯れを招くことがあるカメムシ目の吸汁性昆虫群です。
定義
カイガラムシは、植物の枝、茎、葉などに口吻を差し込んで樹液を吸うカメムシ目の昆虫群です。日本国内だけでも400種以上が知られ、体長はおおむね2〜10mmです。成熟すると殻状またはロウ状の被覆を持つ種類が多く、接触型の薬剤が届きにくくなります。
生活段階と見分け方
- 卵:雌成虫の体や白い卵のうの下に隠れることがあります。
- ふ化幼虫:脚で移動する段階で、殻が未発達なため薬剤を当てやすい時期です。
- 成虫:枝や葉に固着する種類と、成虫でもゆっくり動く種類があります。
- 発生のサイン:白〜褐色の突起、葉のベタつき、黒いすす状の汚れ、新梢の衰弱などです。
防除の基本
少数の成虫は歯ブラシや綿棒で除去し、被害枝は剪定します。薬剤を使う場合は、対象植物とカイガラムシ類が適用表に記載された製品を選びます。屋外では幼虫が現れやすい5〜7月、休眠期には越冬個体を確認し、室内では季節を問わず観察します。一度の処理で終えず、ふ化のずれを考えて再点検することが重要です。
関連記事
- つるバラの誘引のやり方|時期と壁面・フェンス別のコツ
- ウメの育て方|早春に香る花梅の管理と剪定のコツ
- カイガラムシの駆除方法|しつこい害虫の完全対策
- キンモクセイの育て方|秋に香る庭木の管理と花を増やすコツ
- ダイヤモンドリリー(ネリネ)の育て方|輝く秋の球根花
- ツバキの育て方|冬から春を彩る日本の花木の管理方法
- トケイソウの育て方|個性的な花を咲かせるつる植物の管理
- ハイドロカルチャー vs 土栽培の違い|室内の花に向くのはどっち?
- ハイビスカスの育て方|夏を彩る南国の花の管理方法
- ハダニの見分け方と対策|葉裏のかすり傷に要注意
- フジ(藤の木)の育て方と仕立て方|藤棚の作り方
- ポインセチア・プリンセチアの育て方|クリスマスの花を長く楽しむ
- ミモザ(ギンヨウアカシア)の育て方|黄色い花を咲かせる管理方法
- ライラックの育て方|暖地でも咲かせる涼しげな花木の管理
- ロウバイ(蝋梅)の育て方と剪定|冬に甘い香りを放つ花木
- 室内で花を育てる方法ガイド|お部屋で楽しむ花のある暮らし
- 家庭用殺虫剤のおすすめ|子供やペットがいても使いやすい薬剤
- 無農薬でできる病害虫対策|コンパニオンプランツと物理防除
- 生垣に使える花木|目隠しと花を兼ねた品種選び
- 病害虫の年間予防スケジュール|季節ごとの防除カレンダー
- 花が咲く庭木おすすめ20選|季節別の開花リスト
- 花の病害虫対策完全ガイド|予防から駆除まで
- 花木・庭木の育て方ガイド|花を咲かせる木の管理方法
外部参照:Wikipedia