花の日記
用語

多肉植物

別名・表記:多肉、サキュレント、succulent、succulent plant

葉・茎・根に水を蓄える厚い組織をもち、乾燥地に適応した植物の総称で、水やりを控えめにして育てます。

多肉植物とは、葉・茎・根のいずれかに水分を蓄える厚い組織をもち、乾燥した環境に適応した植物の総称です。分類上のグループ名ではなく、ベンケイソウ科(エケベリア、セダム、カランコエ)、ハマミズナ科(リトープス)、トウダイグサ科(ユーフォルビア)、キク科(セネシオ)など多くの科にまたがる性質による呼び名で、サボテン科も広い意味では含まれます。共通するのは「水を溜める」「蒸散を抑える」つくりで、一般の草花と同じ頻度で水を与えると根が傷み、根腐れを起こしやすい点です。

水を蓄える部位による分け方

  • 葉多肉:エケベリア、セダム、ハオルチア、カランコエなど。ロゼット状や肉厚の葉に水を蓄えます。
  • 茎多肉:サボテン類、ユーフォルビアの多くなど。茎が太く、葉は退化または小さいものが中心です。
  • 塊根・塊茎(コーデックス):アデニウム、パキポディウムなど。地際や地中の肥大部に水を溜めます。

生育型と水やり

多肉植物は生育が活発になる季節で「春秋型」「夏型」「冬型」に分けて管理されます。生育期は土が中まで乾いてから鉢底から流れるまで与え、生育が止まる休眠期は水を大幅に減らすか断水気味にします。表面の乾きだけで判断せず、鉢の重さや葉の張りを合わせて見ます。用土は赤玉土・鹿沼土・軽石などを主体にした排水のよい配合を使い、鉢底穴のある容器で受け皿に水を溜めません。日光不足では茎が間延びする徒長が起き、締まった草姿に戻りにくいため、明るい場所で管理し、真夏の直射と長雨だけ避けます。

よくある失敗

  • 冬型・夏型を確かめずに一律で水を与え、休眠期に根を腐らせる。
  • 室内の暗い場所で徒長させたあと、急に強光へ出して葉焼けさせる。
  • 保水性の高い一般培養土を単用し、鉢内が長く湿る。

増やし方は葉挿し・挿し木・株分けが基本で、切り口を数日乾かしてから用土に置くと腐りにくくなります。

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外部参照:WikipediaWikidataWikipedia

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