接触型殺虫剤
別名・表記:接触剤、contact insecticide
薬液が害虫の体へ直接触れることで作用する殺虫剤の使い方を表す分類です。
定義
接触型殺虫剤は、散布した薬液が害虫の体に直接触れることで作用する薬剤の分類です。カイガラムシでは、硬い介殻や厚いロウを持つ成虫より、被覆が未発達なふ化幼虫へ薬液を十分に当てる使い方が適しています。
効果を左右する条件
- 生活段階:移動幼虫の時期を観察して散布します。
- 被覆:成虫の殻やロウは薬液の到達を妨げます。
- 散布範囲:葉表だけでなく、葉裏、枝の分岐、付け根も確認します。
- 登録内容:対象植物、対象害虫、回数、希釈、時期をラベルで照合します。
誤解しやすい点
「強い薬剤なら成虫にも必ず効く」とは限りません。固着成虫が少数なら物理除去、多数なら被害枝の剪定を先に行い、残る移動幼虫へ登録薬剤を使う方が合理的です。散布後も卵から遅れてふ化する個体があるため、ラベルの範囲内で再点検します。
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