花の日記
用語

ハダニ

別名・表記:ハダニ類、spider mite、webspinning mite

植物の葉裏に寄生して細胞内容物を吸い、葉に白い斑点やかすり状の被害を生じさせるハダニ科の微小な節足動物。

Definition

ハダニは、主に植物の葉裏に群生し、口器で葉の細胞内容物を吸うハダニ科の節足動物です。昆虫ではなくクモに近い仲間で、成虫は8本の脚をもちます。初期被害は葉表の細かな白い斑点として現れ、密度が高くなるとかすり状の退色や糸状の網が目立ちます。

主な特徴

  • 発生場所 — 葉裏を中心に卵・幼若虫・成虫が集まり、被害は葉表から白い点として見えます。
  • 被害の進行 — 点状の退色からかすり状の白化へ進み、重い被害では黄化、落葉、生育停滞につながります。
  • 見分ける手掛かり — 白い紙の上で葉を軽くたたき、落ちた微小な点が動くかを観察すると確認しやすくなります。
  • 増えやすい環境 — 高温・乾燥、ほこり、水切れなどで植物が弱った環境では被害が広がりやすくなります。

対策の考え方

ハダニ対策は、発生初期の確認、葉裏への散水、被害葉の整理、適正な水管理を組み合わせるのが基本です。薬剤を使う場合は対象植物とハダニ類への登録を確認し、葉裏まで届かせます。同じ作用系統の薬剤だけを繰り返さず、天敵を守る管理も含めて判断します。

よくある誤解

  • 赤い個体だけがハダニではありません。種類や発育段階で色は異なるため、葉の被害痕と葉裏をセットで確認します。
  • 糸が見えてからが発生初期ではありません。糸状の網は密度が高まってから目立つため、白い点状被害の段階で確認することが大切です。

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外部参照:WikipediaWikidataWikipedia

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