花の日記
用語

落葉樹

別名・表記:落葉性樹木、落葉広葉樹、deciduous tree

秋から冬に葉をすべて落として休眠し、春に再び芽吹く樹木で、剪定や植え付けの適期は落葉期が基本になります。

落葉樹とは、寒さや乾燥など生育に不利な季節を迎える前に葉をすべて落として休眠し、翌春に再び芽吹く樹木です。一年中葉をつける常緑樹と対になる区分で、日本の庭木ではモミジ、ケヤキ、サクラ、ウメ、ハナミズキ、ライラック、ジューンベリーなどが代表です。多くは広葉樹ですが、カラマツやメタセコイアのように葉を落とす針葉樹もあります。日が短くなり気温が下がると葉の付け根に離層ができ、葉緑素が分解されて紅葉・黄葉したのち落葉します。

主な特徴

  • 休眠期がはっきりある:葉のない冬は水の吸い上げも少なく、樹液の動きが止まります。
  • 枝の骨格が見える:落葉すると交差枝、内向き枝、枯れ枝を見分けやすく、剪定の判断がしやすくなります。
  • 季節の変化:新緑、花、紅葉、冬の枝姿と、四季ごとに姿が変わります。
  • 落ち葉:庭では掃除の手間になる一方、腐葉土の材料になります。

常緑樹との使い分け

項目落葉樹常緑樹
夏の日陰葉が茂り涼しい一年中日陰をつくる
冬の日差し葉が落ちて日が入る遮り続ける
目隠し冬は効果が下がる一年中保てる
管理落葉期に強剪定・移植ができる適期が限られ、強剪定を嫌うものが多い

南側の窓辺に落葉樹を植えると、夏は日陰、冬は日だまりになるため、シンボルツリーに選ばれます。

剪定・植え付けの時期

落葉樹の基本剪定と植え付け・移植は、葉が落ちてから芽が動き出す前の休眠期(おおむね12〜2月)が適期です。ただし、ウメ・サクラ・ハナミズキなど春に咲く花木は前年の枝に花芽をつけるため、冬に強く切ると花が減り、花後すぐの剪定が基本になります。夏は徒長枝やひこばえを軽く整理する程度にとどめ、樹冠を一度に大きく減らしません。モミジやカエデは芽出し前後に切ると樹液が流れやすいので早めに済ませます。地域や樹種で適期は前後するため、「落葉樹だから冬に切る」と一律に決めず、その木の剪定時期と花芽のつき方を確認します。

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外部参照:WikipediaWikidataWikipedia

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