グリーン材
別名・表記:窒素質材料、緑の材料、greens
生ごみや刈草など、コンポストへ窒素と水分を供給する材料群です。
グリーン材とは、コンポストの材料のうち、窒素と水分を比較的多く含み、微生物が素早く分解できるものの総称です。野菜くず、果物の皮、コーヒーかす、茶殻、刈ったばかりの草、花がらなどが該当します。微生物の体をつくる窒素源となり分解の勢いを生みますが、単独では水分過多で酸欠になりやすく、腐敗臭やコバエの原因になります。乾いたブラウン材で水分と炭素を補い、バランスを取って使います。
主なグリーン材と特徴
| 材料 | 特徴・注意点 |
|---|---|
| 野菜くず・果物の皮 | 小さく刻むと分解が早い。柑橘の皮は少量に |
| コーヒーかす・茶殻 | 色は茶色でも窒素が多くグリーン材扱い |
| 刈りたての草 | 大量に入れると固まって熱と臭いが出る。薄く広げる |
| 花がら・摘んだ葉 | 病気の株のものは避ける |
| 卵の殻 | 窒素は少ないがカルシウム源。砕いて入れる |
| 米のとぎ汁 | 水分になるので入れすぎ注意 |
肉、魚、油、乳製品、調理済みの味付け食品は臭いと害虫の原因になり、家庭の段ボールコンポストや小型容器では避けます。
入れ方の目安
- 体積比でグリーン材1に対しブラウン材2〜3を目安にします。
- 生ごみは水気を切り、2〜3cm程度に刻むと分解が早まります。
- 段ボールコンポストの初期は1日300〜500g程度から始め、前日の分が残っていれば追加を休みます。
- 入れたあとは基材と混ぜて埋め、表面に生ごみが露出しないようにします。
よくある誤解
「グリーン材を多く入れるほど早く堆肥になる」わけではありません。窒素過多と過湿で酸欠になり、分解はかえって止まります。温度が上がらない、汁が出る、酸っぱい臭いがする、といったときはグリーン材を減らしブラウン材と空気を足すのが基本の対処です。