ブラウン材
別名・表記:炭素質材料、茶色の材料、browns
乾いた落ち葉や紙など、コンポストへ炭素を供給する材料群です。
ブラウン材とは、コンポスト(堆肥づくり)で使う材料のうち、乾いていて炭素分が多く窒素の少ないものの総称です。落ち葉、枯れ草、わら、もみ殻、細かく裂いた段ボールや新聞紙、木のチップなどが該当します。生ごみや刈草などのグリーン材と組み合わせて炭素と窒素のバランス(C/N比)を整え、余分な水分を吸い、材料の間に空気の通り道を作るのが役割です。ブラウン材が不足すると、水分過多で酸欠になり腐敗臭が出ます。
主なブラウン材と特徴
| 材料 | 特徴・注意点 |
|---|---|
| 乾いた落ち葉 | 最も入手しやすい。厚い葉は細かくすると早く分解 |
| 枯れ草・わら | 軽く空気を含む。種が混じるものは避ける |
| もみ殻・くん炭 | 分解は遅いが通気の骨材になる |
| 段ボール・新聞紙 | 無着色・非光沢のものを手で裂く。テープは外す |
| 木くず・チップ | 分解が非常に遅い。少量を混ぜる程度に |
| おがくず | 締まりやすいので他と混ぜる |
入れ方の目安
- 体積比でグリーン材1に対しブラウン材2〜3が家庭コンポストの標準的な目安です。
- 生ごみを入れるたびに、上からブラウン材で覆うと臭いと虫が減ります。
- 冬や乾燥期は材料が乾きすぎることもあるため、握って軽く湿る程度に水分を調整します。
- 腐敗臭やアンモニア臭が出たら新しい生ごみを止め、ブラウン材を足して全体を切り返します。
よくある誤解
「茶色いもの=ブラウン材」ではなく、色ではなく炭素の割合と乾き具合で分類します。たとえばコーヒーかすは茶色ですが窒素が多くグリーン材扱いです。また、ブラウン材だけでは分解がほとんど進まないため、必ず窒素源となる材料と混ぜて使います。