花の日記
用語

ラベンダー

別名・表記:ラバンドラ、Lavandula、lavender

ラベンダーは、香りのある葉と花穂を楽しむシソ科ラバンドラ属の植物群です。

定義

ラベンダーは、シソ科ラバンドラ属に含まれる芳香性の植物群です。銀灰色から緑色の葉と、紫・青・桃・白などの小花が集まる花穂を持ち、観賞、香料、ハーブガーデンに利用されます。乾燥した土地に適応した性質があり、日本で育てる場合は暑さだけでなく梅雨の湿気と排水性も考える必要があります。

主な5系統

日本の園芸流通では、次の5系統に大別すると品種選びがしやすくなります。

  • アングスティフォリア系:香りと耐寒性に優れますが、高温多湿が苦手です。
  • ラバンディン系:長い花穂をつけ、耐暑性・耐寒性のバランスが良い系統です。
  • ストエカス系:苞葉がウサギの耳のように見え、暑さに比較的強い系統です。
  • デンタータ系:葉縁の切れ込みが特徴で、暑さには比較的強い一方、寒さと過湿に注意が必要です。
  • プテロストエカス系:レース状の葉が特徴で、寒さに弱いため鉢管理に向きます。

日本での品種選び

関東以南の暖地では、ラバンディン系、ストエカス系、デンタータ系が候補になります。ただし、「暑さに強い」と「蒸れに強い」は同じではありません。風通し、水はけ、梅雨前後の剪定まで含めて夏越しを判断します。寒冷地では耐寒性に優れるアングスティフォリア系も選びやすく、地域の冬温度と夏湿度を両方確認することが大切です。

管理の要点

  • 日当たりと風通しのよい場所を選びます。
  • 水はけのよい用土を使い、土が湿ったままになる頻度を減らします。
  • 花後や梅雨前に枝を整理し、株の内部へ風が通る形を保ちます。
  • 系統ごとの耐寒性を確認し、必要なら鉢上げや冬季の保護を行います。

関連記事

← 用語集一覧へ