花の日記
用語

物理的防除

別名・表記:物理防除、機械的防除、physical pest control、physical barrier control

防虫ネットや被覆、捕殺などで害虫の侵入・定着・加害を物理的に抑える防除方法です。

定義

物理的防除とは、防虫ネットや不織布で害虫との接触を遮る、見つけた虫を捕殺する、粘着資材で捕らえるなど、物理的な手段で病害虫の侵入・定着・加害を抑える方法です。対象を正しく見分け、発生前または発生初期に使うほど被害を限定しやすくなります。

主な方法

  • 侵入を遮る:苗や株を防虫ネット、不織布、寒冷紗などで覆います。裾や隙間を閉じ、内側に害虫を持ち込まないことが前提です。
  • 直接取り除く:葉裏や芽先を観察し、卵、幼虫、被害葉を捕殺または除去します。
  • 捕獲する:粘着トラップなどを補助的に用い、飛来や発生の有無を把握します。
  • 環境を整える:株間、風通し、水はけ、泥はねを管理し、病害虫が増えにくい条件をつくります。

家庭園芸での使い方

苗を植えた直後は食害の影響が大きいため、防虫ネットや不織布で先に遮る方法が適しています。被覆後も葉を定期的に確認し、内側で食害が見つかったら侵入した虫を取り除きます。開花期には受粉を妨げる場合があるため、植物の状態と害虫の発生時期に合わせて被覆を外す判断も必要です。

物理的防除だけで病気やすべての害虫を防げるわけではありません。総合的病害虫管理の考え方に沿って、観察、栽培環境の改善、生物的防除と組み合わせると、農薬に頼る場面を減らしやすくなります。

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外部参照:WikipediaWikidata

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