花の日記
用語

防寒対策

別名・表記:冬越し対策、霜よけ、winter protection

霜・凍結・寒風から植物を守るために、マルチングや不織布、置き場所の移動などを行う冬の管理作業です。

防寒対策とは、霜・凍結・乾いた寒風から植物を守り、冬を越させるための一連の管理作業です。植物ごとの耐寒性を基準に、株元を覆う、資材でくるむ、置き場所を変える、水やりを控えるといった方法を組み合わせます。北国の雪囲いから、暖地でのベランダ鉢花の霜よけまで、規模は違っても考え方は同じです。

主な方法

方法内容向く植物
マルチング株元に腐葉土・バークチップ・わらを敷き、地温低下と霜柱を防ぐ宿根草、バラ、球根
不織布・寒冷紗株全体をふんわり覆い、霜と寒風を遮る。日中は光を通すパンジー、ビオラ、葉物、鉢花
敷きわら・こも巻き幹や株元を包む。伝統的な冬囲い庭木、ソテツ、バショウ
移動軒下、南向きの壁際、室内の窓辺へ鉢植えの非耐寒性植物
水やりの調整午前中に控えめに与え、夕方の水やりを避けて凍結を防ぐ全般

手順とタイミング

  1. 初霜の前(多くの地域で11月ごろ)に耐寒性の低い鉢を屋内へ入れます。
  2. 宿根草は地上部が枯れたら刈り込み、株元にマルチをします。
  3. 花木や常緑樹は寒風の当たる面だけでも防風ネットで守ると葉焼けが減ります。
  4. 春先の遅霜まで油断せず、芽出し後も予報を見て一時的に覆います。

よくある誤解

  • ビニールで密閉すると日中に高温・多湿になり、かえって株を傷めます。通気のある不織布が基本です。
  • 「寒いから水を多く」ではなく、休眠中は乾き気味に管理したほうが凍害に強くなります。
  • 霜対策越冬は重なりますが、後者は球根の掘り上げや挿し木苗の保護なども含む広い概念です。

この用語が登場する記事

外部参照:WikipediaWikidata

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