花の日記
用語

肥料希釈

別名・表記:液肥の希釈、希釈倍率、薄め方、fertilizer dilution

濃縮タイプの液体肥料に水を加え、製品ラベルで指定された倍率(500倍・1000倍など)の濃度に調整する作業です。

肥料希釈とは、濃縮タイプの液体肥料へ水を加え、製品ラベルで指定された濃度に調整する作業です。園芸用の液肥は「500倍」「1000倍」のように倍率で指示され、500倍希釈なら原液1に対して水499、つまり原液1mLを水で薄めて全体500mLにします。実際の計量方法は製品ごとに専用キャップやスポイトの目盛りが用意されているので、ラベルの指示を優先します。

倍率と量の早見表

倍率水1Lに対する原液水2Lに対する原液水5Lに対する原液
250倍4mL8mL20mL
500倍2mL4mL10mL
1000倍1mL2mL5mL
2000倍0.5mL1mL2.5mL

一般的な計算式は「原液の量(mL)=作りたい液の量(mL)÷ 倍率」です。ジョウロ4Lで1000倍なら4mL、という具合に先に必要量を出しておくと迷いません。

手順の要点

  • 対象を確認する:同じ製品でも観葉植物・草花・野菜で倍率が違うことがあります。植物ごとの倍率を先に読みます。
  • 計量する:キャップの目盛り、スポイト、計量スプーン(小さじ1=約5mL)を使い、目分量を避けます。
  • 水を先に入れる:ジョウロに水を入れてから原液を加え、よくかき混ぜます。原液を先に入れると底に濃い液が残りやすくなります。
  • 使い切る:希釈液は原則その日のうちに使います。残すと成分が変質したり藻が生えたりします。
  • 記録する:施用日と倍率をメモしておくと、次回同じ条件を再現でき、効きすぎ・効かなさの判断材料になります。

よくある誤解

「規定より濃くすれば早く効く」というのは誤りです。濃い液は根域の土壌溶液の塩類濃度を急に上げ、根から水を奪って肥料やけを起こします。効きが弱いと感じるときは、倍率を濃くするのではなく回数を増やすか、指定範囲内の濃い側の倍率に変えます。また、弱った株や植え替え直後は指定より薄め(1.5〜2倍に薄く)にするのが安全です。

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