花の日記
用語

うどんこ病

別名・表記:白渋病、powdery mildew

葉や茎に白い粉をまぶしたようなカビが広がる伝染性の病気で、バラや草花に多く、風通しの悪さで多発します。

うどんこ病とは、葉・茎・つぼみの表面に白い粉(うどん粉)をまぶしたようなカビが広がる伝染性の病気です。原因はウドンコカビ科の糸状菌で、宿主ごとに種類が異なるため、バラのうどんこ病がキュウリにうつることは基本的にありません。葉の表面で菌糸が広がり養分を吸うため、光合成が妨げられて葉が縮れ、つぼみが開かなくなり、株全体の勢いが落ちます。枯死することは少ないものの、見た目と花つきを大きく損ないます。

発生しやすい条件と植物

  • 時期:春と秋の気温15〜25℃前後で多発し、真夏の高温期はやや落ち着きます。
  • 環境:日中は乾燥し、夜間に湿度が上がる条件、日当たりと風通しの悪い場所、株が込み合った状態。多くの病気と違い、雨や葉の濡れが少なくても発生し、水滴で胞子はむしろ流されます。
  • 肥料:窒素過多で葉が軟らかく茂ると被害が増えます。
  • かかりやすい植物バラ、ハナミズキ、サルスベリ、ジニア、ダリア、キク、ペチュニア、セージ類、キュウリ・カボチャなどウリ科。

対処の手順

  1. 白い斑点が数枚の葉にとどまるうちに、その葉を摘み取って処分します(土に落とさない)。
  2. 込み合った枝を間引き、株間を空けて風を通します。
  3. 広がっている場合は、対象植物とうどんこ病に登録のある殺菌剤をラベルどおりに散布します。同じ系統の薬剤を連用すると効きにくくなるため、系統をローテーションします。
  4. 重曹や炭酸水素カリウムを主成分とする製品、食酢系の資材は初期の軽い症状に使われます。

予防のポイント

耐病性のある品種を選び、剪定で内側の枝を透かし、株元にマルチをして落ち葉を残さないことが基本です。水は株元に与え、夕方以降の葉水は避けます。冬の落葉や剪定枝に菌が残るため、片づけを徹底します。似た病気に葉裏に灰色のカビが出るべと病がありますが、発生条件も薬剤も異なります。

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外部参照:WikipediaWikidataWikipedia

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