花の日記
用語

球根

別名・表記:bulb

養分を蓄え、翌季の芽や花を育てる地下の貯蔵器官です。

球根とは、葉・茎・根の一部が肥大して養分を蓄え、休眠期を越えて次の生育期に芽や花を伸ばす地下の貯蔵器官の総称です。園芸で「球根植物」と呼ばれるものは、肥大する部位によって鱗茎・球茎・塊茎・塊根・根茎の5タイプに分けられ、植え方や分け方が少しずつ異なります。初年度の花に必要な養分をすでに内部に持っているため、肥料が控えめでも咲きますが、翌年も咲かせるには花後の管理が鍵になります。

球根の5タイプ

タイプ肥大する部位代表例
鱗茎(りんけい)肥厚した葉が重なるチューリップ、ユリ、ヒヤシンス、スイセン
球茎(きゅうけい)茎の基部が丸く肥大グラジオラス、フリージア、クロッカス
塊茎(かいけい)茎が不規則に肥大シクラメン、球根ベゴニア、アネモネ
塊根(かいこん)根が肥大ダリア、ラナンキュラス
根茎(こんけい)横に伸びる茎が肥大カンナ、ジャーマンアイリス、カラー

栽培のポイント

  • 植え付け前に傷、カビ、押して柔らかい部分がないか確認し、健全なものだけを植えます。
  • 植え付け深さは「球根の高さの2〜3倍」が花壇の目安。鉢では浅めにし、水はけを優先します。
  • 排水不良は腐敗の最大原因。粘土質の場所は土壌改良材で軽くしてから植えます。
  • 花が終わったら花がらだけ摘み、葉は黄変するまで残して光合成させ、球根を太らせます。
  • 秋植え球根(チューリップ、スイセン)は冬の低温で花芽が動き、春植え球根(ダリア、グラジオラス)は霜が終わってから植えます。

よくある誤解

「毎年同じ球根が咲く」と思われがちですが、チューリップの多くは日本の気候では球根が分球して小さくなり、翌年は葉だけになることが珍しくありません。掘り上げ・保存で回復するタイプと、植えっぱなしで増えるタイプ(スイセン、ムスカリ)を分けて考えます。

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外部参照:WikipediaWikidata

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