花の日記
用語

パーライト

別名・表記:

パーライトとは、真珠岩や黒曜石などの火山ガラスを約1,000℃で急加熱し、含まれる水分で発泡させて作る白く多孔質の粒状資材です。

パーライトとは、真珠岩や黒曜石などの火山ガラスを約1,000℃で急加熱し、含まれる水分で発泡させて作る白く多孔質の粒状資材です。非常に軽く無菌で、肥料分をほとんど含まないため、培養土に混ぜて通気性・排水性を高める土壌改良材として使われます。園芸店で見かける培養土の中の白い粒の多くがこれで、挿し木用土や種まき用土、ハイドロカルチャーの用土としても利用されます。

種類と特徴

種類原料性質
黒曜石パーライト黒曜石粒がやや硬く、排水性・通気性の改善向き。一般的な「パーライト」
真珠岩パーライト真珠岩粒が軟らかく吸水性が高い。保水性の改善向き
粒度違い細粒は種まき・挿し木、中〜大粒は鉢土や花壇の排水改良に使い分ける
  • 重さは同容量の赤玉土の数分の一。大鉢や吊り鉢、ベランダのプランターを軽くできる。
  • pHはほぼ中性で、酸度調整の必要がない。
  • 高温焼成のため雑草の種や病原菌を含まない。
  • 分解しないため効果が長続きするが、軽くて水やりで浮き上がりやすい。

使い方の目安

  • 鉢の培養土:全体の1〜2割を混ぜると水はけと根張りが改善する。多肉植物や山野草では3〜4割まで増やす。
  • 挿し木・種まき:バーミキュライトやピートモスと1:1で混ぜ、無菌の軽い用土にする。
  • 重い庭土の改良:粘土質の花壇に容量の2〜3割を混ぜ込むと固まりにくくなる。
  • 鉢底:大粒を鉢底石代わりに敷くと軽量化できる。

よくある誤解

「白い粒=肥料」ではありません。パーライトには養分がないため、混ぜても肥料効果は生じず、逆に混ぜすぎると保肥力が落ちて液肥の回数を増やす必要が出ます。また、名前が似た「バーミキュライト」は雲母を焼成した保水性の高い茶色の資材で、パーライトとは役割が逆方向です。乾いた粉は目や喉を刺激するので、袋を開ける際は霧吹きで軽く湿らせてから扱うと安全です。

この用語が登場する記事

外部参照:Wikipedia

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