花の日記
用語

追肥

別名・表記:ついひ、追い肥、top dressing、side dressing

植え付け後の生育途中に、元肥では足りなくなった養分を補うため追加で施す肥料のことで、液肥・粒状肥料・置き肥などの形があります。

追肥とは、植え付けや種まきのあと、植物が生育する途中で不足してくる養分を補うために追加で施す肥料のことです。植え付け時にあらかじめ土へ混ぜる元肥と対になる言葉で、元肥の効き目が切れる頃、あるいは開花・結実など養分を多く使う時期に合わせて与えます。「いつ・何を・どれだけ」を製品ラベルと植物の生育段階から決めるのが基本で、葉色が悪いからと反射的に与えるのは失敗のもとです。

主な形と特徴

効き方向いている場面
液体肥料速効性、1〜2週間鉢花、開花中の草花、生育の立て直し
粒状の化成肥料数週間花壇や菜園の株元へばらまく
置き肥(緩効性肥料)1〜3か月持続鉢植えの定期的な追肥
有機質の追肥(油かす等)ゆっくり花木、バラ、庭植えの多年草

使い方・手順

  • 時期の目安は「元肥の肥効期間が終わる頃」「つぼみが見え始めた頃」「花が一段落して切り戻した後」です。
  • 株元に直接置かず、根が広がる葉の先端の真下あたりにまき、軽く土と混ぜて水を与えます。
  • 液肥は規定倍率を守り、乾いた土にいきなり与えず、軽く水やりしてから施します。
  • 真夏の高温期や真冬の休眠期は根が肥料を吸えないため、多くの植物で追肥を控えます。
  • 与えた日と量をメモしておくと、施肥量の重複を防げます。

よくある誤解

葉が黄色い、生育が止まった、という症状は肥料不足のほかに、過湿・根腐れ、低温、日照不足、根詰まりでも起こります。原因を確かめず追肥を重ねると肥料焼けでさらに弱ります。また、開花直前の窒素過多はつぼみを落としたり花色を悪くしたりするため、花を咲かせたい時期はリン酸・カリを多めに含む製品へ切り替えるのが定石です。

この用語が登場する記事

外部参照:WikipediaWikidata

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