花の日記
用語

種子

別名・表記:種、タネ、seed

植物の胚と貯蔵養分を種皮が包んだ繁殖体で、播種によって新しい株を育てる出発点です。

種子とは、受粉のあと胚珠が成熟してできる植物の繁殖体で、将来の芽や根になる胚と、その養分(胚乳または子葉)を種皮が包んだものです。園芸では「タネ」と呼び、播種によって株を育てる出発点になります。品種の性質を受け継ぐ固定種と、親と同じ性質が出にくいF1品種があり、こぼれ種で増える花の多くは固定種です。

主な構成要素

  • 種皮:外側の保護層。硬い種類(アサガオ、スイートピーなど)は水を通しにくく、傷つけたり一晩水につけたりして吸水を助けます。
  • 胚:芽・根・子葉のもとになる部分。
  • 胚乳・子葉:発芽初期のエネルギー源。双子葉植物の多くは子葉に養分をためます。

種類・特徴(園芸上の分け方)

区分扱いのポイント
好光性種子ペチュニア、ニチニチソウ、キンギョソウ光がないと発芽しにくいので覆土はごく薄く
嫌光性種子ヒマワリ、ニゲラ、シクラメン種の厚さの2〜3倍の覆土で暗くする
直まき向きヒマワリ、コスモス、スイートピー直根性で移植を嫌う。育てる場所へ直接まく
微細種子ロベリア、ベゴニア土と混ぜて薄くまき、底面給水で流さない

保存と発芽力

種子は乾燥と低温で長持ちし、発芽力は年数とともに落ちます。開封後は袋を密閉して冷蔵庫の野菜室で保管し、種袋に書かれた有効期限と発芽率を目安にします。休眠が深い種類は低温処理をしないと芽が出ないことがあり、これを種子休眠と呼びます。まき時期は袋の表示に従い、発芽適温を外すと発芽率が大きく下がります。自家採種する場合は、よく熟した花がらから採り、乾燥させてから紙袋に入れ、品種名と採種年を必ず書いておきます。

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外部参照:WikipediaWikidata

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